「恋をすると女性はキレイになる」とよく言いますが、経験的に言ってそれは100%正しいというわけではなさそうです。
自分の魅力を損なわせてしまう恋
長年彼氏と付き合っているという人でも見た目どうもぱっとしなかったり、反対に彼氏と付き合い始めた途端に性格やファッションから輝きがなくなってしまったような人も時々見られているからです。
確かに恋をすると女性は脳内から女性特有の性ホルモンが分泌されるようになるので、肌のツヤがよくなったり表情が明るくなって体中からエネルギーが感じられるようになったりします。
ですが、それは前向きな気持になれる恋をした場合になったときの現象であって、恋の仕方によっては反対に自分の魅力を損なわせてしまうような作用が起こってしまうこともあります。
きれいになる恋とブスになってしまう恋の違いはどこにあるでしょうか。
ごく簡単にまとめれば、その違いはきちんと愛されているかどうかのようです。
ちょっとうがった言い方をしてしまうと、男性にとってあまりにも都合の良い女性になりすぎる努力をしなくてはいけない恋は、むしろ本人の魅力を大きく損なわせてしまうことにもなるのです。
女性は「キレイになりたい」と思う時、メイクの方法を勉強したり、流行のファッションを勉強して自分のスタイルに合うように工夫をしていきます。
ですが独占欲の強い男性と恋愛をしてしまうと、そうしたメイクやファッションはむしろNGとなってしまい、すっぴんに近いノーメイクや他の男性から魅力がなくなるような地味な服装の方が好まれるようになってしまったりします。
お互いの存在に緊張感をもつ
さらに、他の男性の友達との会話をやめさせられたり行動を逐一チェックされて報告や監視をされるような感覚になると、自分で何かをしようとか頑張ってキレイになる努力をしようという気持がだんだんとなくなっていってしまいます。
また反対にあまりにも自分に関心のないような彼氏と付き合ってしまったり、付き合いが長くなりすぎてお互いの存在に緊張感がなくなったりすると、同じくメイクやファッション、美容ケアといったことにも気持ちをゆるくしてしまうようになります。
恋をしてキレイになるというのは、好きな人にもっと「キレイだね」「かわいいね」といった褒め言葉をもらいたいという気持を持った時にはじめてできる気持なのではないかと思います。
なので妥協や惰性での恋は反対にキレイになりたい気持ちを損ねるので、恋人がいないときの方がむしろキレイだったなんてことにもなってしまいます。
同じ恋をするなら、自分をきれいに磨けるような前向きな恋がいいですね。