昔ながらの「耐える女」は今や「ダメ女」
男性を対象にしたアンケートを見てみると大抵の場合上位に上がってくる「いい女の条件」として、「自分を立ててくれる」「受け入れてくれる」「許してくれる」といったような項目が上がってきます。
確かに男性女性関係なく、自分の身の回りの世話を甲斐甲斐しく行ってくれ、さらに自分の失敗やミスを優しく許してくれる存在というのはぜひ近くにいてもらいたい理想といえます。
しかし実際にそうした昔ながらの貞淑な妻像が本当に良い女の条件なのかというと決してそうではありません。
耐えて尽くして許す、というのは一見素晴らしいことのようですが、そのことに感謝をするのは大抵が最初の数週間くらいまでで、時間がたつにつれ感謝をする気持ちはなくなり不満の方が大きくなっていきます。
相手への甘やかしは結局相手の精神的成長の機会を妨げることにもなるので、恋愛関係は維持できてもそれが二人の幸せになるとは到底言えません。
「男は胃袋でつかむ」も通じない時代!?
もう一つ今どきの恋愛事情にありがちなのが、「男は胃袋でつかむ」が通用しないということです。
確かに妻になってくれるなら料理上手な人が望ましいかもしれませんが、現在では外食産業や内食産業でかなり健康に気を使ったメニューを提供してくれるため、昔ほど「料理上手な女性」のニーズは高くありません。
料理が上手なんだから無条件で彼は私のことを一番に考えてくれるはず、というのは通用しないと思っていた方がよいでしょう。