男性の好みにもいろいろな種類があります
雑誌やネット記事で見かける「モテメイク」や「モテファッション」というのは、あくまでも世間一般的にキレイな女性らしい女性としてのキャラ作りをするために必要な方法をまとめたものです。
メジャーかマイナーかということで言えばそうしたモテ系ファッションで全体を固めるということはより多くの男性の目を引き付けることができるという意味では正しい選択と言えます。
しかし一方ではそうした「どうせ男なんてこうすれば好きになるんでしょ?」的なプロトタイプ的な女性像の押し付けでは完全に好みとして満足ができないという人もいるというのも確かです。
女性側からしてみてもいわゆるモテる男性像といえば背が高くて顔が整っており、ファッションセンスが適度にあってきちんとお金を持っている人ということになりますが、だからといってそうした人でなければ恋愛対象ではないというわけではありません。
自分を甘えさせてくれる年上の男性がよいという人もいれば、逆に母性本能をくすぐられるようなカワイイ男性が好きという人もいるはずです。
自分の意中の男性と恋愛関係になりたいときには、その人がどんなタイプの人かということから好みのタイプを推測してそれに近づく努力をするということも大事です。
女性に何を求めるかを考える
現在50代以上の世代の男性の場合、古い考え方で女性の好みを決めていることが多いようです。
しかし若い世代になるほどそうした「男はこう」「女はこう」といったジェンダー意識が薄くなっていき、現在ではむしろ自分が男性としての役割だけをしていたいと考える人の方が少数派です。
微妙なのが30~40代くらいの世代の人で、子供の時にどういった教育を親からされてきたかということが恋愛観に大きく反映されてきます。
頑固なリーダー的性格の人はやはり親分肌を持っているので、あまり自分と対等な言動をしてくるような女性よりもやや引いた立場から自分を支えてくれるような人を好む傾向にあります。
逆に友人関係が広く社交的で異性の友人が多いタイプの人などは、自分にいちいち気を使って発言を控えるような人よりも、一緒に同じことをして楽しんだり意見を交換したりといったつきあい方を期待していたりします。
またちょっと気弱で恋愛に消極的な人などは、自分が引っ張るよりも女性にリーダーシップをとってもらった方が安心というふうに考えたりもするでしょう。
表に見えている性格だけでは好みのタイプは測れないこともあるので、それとなく家庭環境や恋愛観を話しながら好みのタイプを見つけてみてください。
自分を曲げすぎないことも大事
しかしいくら自分が好きな相手に好かれたいからといって、自分本来の性格を曲げすぎてしまうというのも問題です。
本当は家事などがあまり好きでないのに、彼に好きになってもらいたいからとわざとかいがいしく世話をするようなことをしていた場合などでは、親しくなってから「本当は家事とか嫌いなの」といった瞬間「そんな人だとは思わなかった」と幻滅をされてしまうこともあります。
納得をして自分を変えるというならよいのでしょうが、本心としてはありのままの自分を受け入れて欲しいと思っているなら、あまり目先の恋愛のために自分を殺すというのはおすすめできません。