ネットでの出逢いから遠距離恋愛になることも
今どきの婚活や恋活ではネットを使うのが当たり前になっています。
そのためSNSや出逢いを目的としたサイトなどで知り合った人と付き合うことになったけれども、お互いの住所がかなり離れていて何度も会うことができないという悩みもかなり一般的となりました。
遠距離恋愛は就職や進学で地元を離れたりするシチュエーションでもありがでしたが、そうした物理的な距離が気持ちの距離感にもなってしまうことはよくあり、せっかくそれまで仲が良かったカップルも遠距離になった途端に別れてしまったという例も珍しくありません。
遠距離恋愛が難しいのは、やはりいつでも会いたい時に会うことができないという直接的なコンタクトができにくいという点です。
人間は心理的により多くの回数接触をする人やモノに対して好意を抱きやすいという特徴がありますので、それまでどんなに大好きであったという人も遠距離でいる時間が長くなるほど気持ちのすれ違いが起きやすくなります。
特に地元を離れて遠距離になったというカップルの場合には、それまでの時間片時も離れないかのようにピッタリ一緒にいたことがあった分、離れたときの寂しさが数倍にも感じられてしまいます。
遠距離恋愛で長続きをさせていくためには、そうした気持ちの寂しさをどう埋めていくかということが一番の課題となってきます。
気持ちの距離を別の方法で埋める
遠距離恋愛をすることになったなら、まずはそれまで一緒にいれたような時間は十分にとることができなくなるということはしっかりお互いに覚悟をしておく必要があります。
特に遠距離になって最初の頃の休日などはお互い時間を持て余すようになってしまうので、その時期をどう乗り切るかということについては想定をしておいた方がよいでしょう。
遠距離恋愛を長続きさせることができているカップルは、そうした会えない時間の過ごし方をお互いにしっかり確立しているというところに特徴があるようです。
会えない時間の代わりに毎日長電話をしたり、細かいことでメールやLINEをしまくるという方法では一時的には会っているときと同じようにお互いの存在を感じることがもできるかもしれませんが、少しずつそれぞれの生活に慣れてくると次第に同じように頻繁に連絡をとりあうのが難しくなってきます。
またもしメールやLINEですれ違いがあっても、直接会うことができないため少しのことで誤解やケンカが起こりやすく、それを放置してしまうことで関係も自然消滅をしてしまったりします。
あまりにも細かく連絡をとりすぎるというのも、いざどちらかがそれができにくい状況になったときに即別れに繋がる危険性があるためあまりおすすめはできません。
連絡をとるなら時間や曜日などを決めて定期連絡にした方が、お互いその時間を楽しみに過ごすことができ、時間や費用面の負担も軽くてすみます。
会えなかった時間の詮索もしないのがルール
それと遠距離恋愛で一番気になるのが、自分がそこにいないということで他の相手と浮気をしてしまっているのではないかということです。
GWや夏休みなどまとまった休みがとれる時期には久しぶりに会う時間を作ることと思いますが、そうしたときにはついつい相手が遠方でどんな行動をしていたかを詳しく詮索したくなります。
こっそりと携帯の履歴をチェックしたり、持ち物や趣味に大きな変化がないかと探ったりするものですが、あまりにも細かく調べようとするのは逆効果です。
決定的に浮気をしていたということでは困りますが、離れている時間はお互いやはり寂しいものですからある程度のことはあるものという覚悟はしておいた方がよいといえます。
ただその上で自分との関係を大切にしようとしてくれているかということを見極め、自分たちは遠距離恋愛ができるカップルであるかどうかということを話し合うのがよいでしょう。