「重い女」にならないために
ちょっと好きになれそうな人と出会ってもなかなか自分から踏み出すことができない。
告白をしたりされたりして付き合い始めても、数週間~数ヶ月くらいですぐ別れ話になってしまう。
過去にした恋愛がいつまでも気になって新しい人に興味を向けることができない。
そんなふうに悩んだことはないでしょうか?
こういった「恋愛をしたいけれども上手に振る舞うことができない」ということで悩んでいる人に共通をしているのが、いわゆる「重い女」体質をしているということです。
いわゆる「重い女」とは、付き合っている相手に対して自分だけに興味を持ってもらい他のことは構わないくらいになって欲しいと思ったり、場合によってはそれを強制するような行動に出る人のことです。
実際に付き合っている相手がいないという人であっても、誰かのことを好きになるとその人のことしか考えることができなくなり、自分のための時間やお金、仕事や家庭までもをかなり大きく犠牲にしてでもその人との関係に向けようとしたりします。
つまり言い換えるなら「重い女」とは「思い込みが激しい女」と言ってもよい、頑固で周りが見えにくい人ということになります。
恋愛においてはある程度の束縛や他のことより優先することは必要ですが、あまりにもそれだけの生活になってしまうのは当事者二人どちらにとってもよい影響になりません。
まして男性は女性よりも束縛を嫌がる傾向がありますから、素直に自分の恋愛観を打ち明けた途端に気持ちが離れてしまったなんていうこともありえます。
恋愛を上手にしていくためには視野を広くすること
他人同士のカップルを見ても、付き合い始めはやたらと人前でイチャイチャしたり何をおいても相手を思っているかのような言動をしていたはずなのに、案外あっさりと別れたり大げんかをして決別をしたりということがよくあります。
逆に案外さっぱりとした間柄で付き合っていたりよく細かいケンカをしているようなカップルの方が長く付き合っていたりするものです。
これはお互いの関係を長続きするためには、相手のことだけを考えていては失敗しやすいということからきています。
相手のことだけをずっと考えているということは、裏返せば相手の良いところだけでなく悪いところもじっくりを見続けることにもなります。
恋愛をし始めたときには何をしても見てもよいふうに捉えることもできますが、次第に付き合う時間が長くなってくると自分の思い通りにならないことに苛立ったり、どうしてここを直してくれないんだろうということに腹を立てたくなってきます。
そうした状況になったときに恋愛相手以外のことにも興味や関心があればある程度許したり見逃したりすることもできるのですが、本当にその人のことしか見ていないと本人にぶつけるほか解決策がない状態になってしまいます。
好きな人との関係を長く続けるためには、お互いが相手以外のことにもきちんと目を向ける余裕が必要ということです。
過去のことはほじくり返さない
それともう一つ恋愛をしていくために大事なのが「過去にこだわらない」ということです。
これは自分自身の過去でもあると同時に、相手の過去についてもあてはまります。
好きになって相手のことを知りたいと思うようになるとどうしてもその人が過去に付き合っていた相手を調べたり、昔していたことを探りたくなってしまいます。
それ自体はよいのですが、そこから「なんで過去にあんなことをしたの?」といったところに気持ちが及んでしまうと、解決策のない恨みがつきまとうようになってしまいます。
自分自身の失敗した恋愛にもいえますが、過去に何があったとしてもそれを今から考えたり後悔をしたりしてもそれで何かが変わるということは絶対にありません。
過去のことは一つの思い出や教訓としてとどめ、過去の行動を責めたり何度もほじくりかえしたりということはやめるようにしましょう。