男女の違いが恋愛に影響する?
男脳と女脳という言葉に表されるように、女性と男性では大きく考え方が異なることがたくさんあります。
この違い、日々の生活の中で何かと問題になることも多いのですが、何よりも障害となるのが恋愛における考え方の違いかもしれません。悩みを解消するためにはやはり相手がどのように考えているか知る必要があります。今回はそんな男女の恋愛観の違いについて考えてみましょう。
出会いの時点で違っている!男女の考え方
男女問わず、恋愛にとって第一印象は非常に大切なポイントとなります。
結婚したいと男性に思われやすい女性の条件にも、第一印象や、最初に一緒にいたときに落ち着けると感じたかどうかなどが入っています。
しかしただ単に第一印象といっても、その第一印象をどうくみ取るかに男女間で大きな差があるのです。第一印象が悪かった場合、女性はそのあとの相手との時間などから恋愛対象として相手を見る可能性が十分にあるといわれています。映画や漫画にも多いシチュエーションですよね。
一方男性は第一印象が悪かった場合、そこからその相手のことを恋愛対象として見る可能性は非常に低いといわれているのです。これは女性が徐々に恋愛に火がついてくるオーブン型なのに対し、男性の恋愛がその場ですぐに温度が上がってしまうレンジ型であることが原因だと考えられます。
これは非常に厄介なすれ違いです。女性は将来を見通し、本当にこの相手でいいのかとじっくりと相手を選ぼうとします。その間に男性は熱を上げ、そして女性がためらっていることに失望し、あきらめてしまうのです。女性の恋に火が付いた時にはすでに男性は他の女性への恋に熱を上げているなんてことも良くあるようです。
結婚に対する考え方
恋愛を続けているうちに問題となるのが結婚に対しての男女の考え方です。彼がなかなか結婚に踏み切ってくれない、結婚の話が出ないのが不安だという女性が世の中に溢れているのも脳の違いなのかもしれません。
男性は結婚に対して一般的に消極的だといわれています。それは自分の自由な生活が奪われてしまうというからだと男性は言いますが、脳内ではその場限りたのしければそれでいいやという考え方が占めているため、先のことを考えなくてはいけないということに対して、面倒くさいと考えてしまっているところが大きな要因となっているようです。
しかし、保護欲求や支配欲求というものも持ち合わせているため、結婚というものに対しては魅力を感じていないわけではないのです。男性に結婚を踏み切らせるためには女性側の努力が少なからず必要となりそうです。一方女性は結婚に対して積極的です。そこにはやはり子供の存在が大きいといわれています。またオーブン型である女性は温まり続けた結果、相手とのゴールインを自然と考えるようになります。
挙式に対する考え方
派手な演出を夢に見ている新婦は多いかもしれません。一方、新郎の多くは派手な挙式に抵抗があるようです。
新婦の意向も考慮しつつ、安くて簡単にできるフォトウェディングも注目されています。
結婚式を開催せず結婚の思い出に写真だけ撮影をするのがフォトウェディングです。フォトウェディングは新婚旅行で行った国内・海外の旅行先でも撮影できるので、近年の挙式のコンパクト化にちなんで、とても人気のある挙式のひとつです。
近年は、ハワイやグァムのような南国の島をはじめ、海外で結婚式を挙げたいと考えるカップルも多く、それに伴う挙式プランや新婚旅行プランなどが数多くリリースされています。
こういった「思い出深いトクベツな結婚式」を求めるのは、どちらかと言えば女性が多くなっています。写真撮影だけを行うフォトウェディングのようなプランに人気が集まっているのも、思い出をしっかり形に残したいという気持ちの表れと言えるでしょう。一方男性は、そこまで結婚式の内容を重要視していません。挙式を豪華にするよりも、その後の結婚生活などに資金をあてがいたいと考えるケースが多くなっています。
この価値観の違いはウィンドウショッピングなどでも顕著で、女性は品物を眺めている時間を楽しみたいと考える人が多く、男性は目的の商品だけをすぐに買いたいと考える人がほとんどです。過程を楽しむことを重視するか、物事の結果を重視するかの違いにすぎませんが、このように男女には考え方にそれぞれ違いがあり、その違いは時として非常にお互いを悩ませます。
違いを理解して、お互いにその考え方を尊重できるような関係を築けると良いでしょう。