女性にとって魅力的な「小悪魔系」ですが、それが本当に「悪魔的」にまでなってしまうと男性にとっては大迷惑な存在になってしまうようです。
恋愛上級者がする
「小悪魔系」というのはカジュアルっぽい中に少しのセクシーさを取り入れるようなファッションジャンルの1つとして有名になった言葉ですが、ファッションだけというよりもライフスタイルや異性への接し方もその言葉の中には含まれています。
つまりは、ちょっと無理目のお願いも上手に相手を丸め込んでさせてしまうというようなことや、従順ではない態度をちらちらと見せて相手を翻弄するというようなことです。
確かに単に言うことを聞くだけののれんのような感触の女性よりも、そうした時に自分をうまく振り回してくれる女性は男性にとっては魅力的なものですが、それはあくまでも相当に恋愛上級者がするからのこと。
本当の意味での「小悪魔」をマスターしないうちにスタイルだけを真似ようとしてしまってはただの「ワガママ女」として映ってしまうこともあります。
わがままは恋愛において女性が男性を頼る1つの大切なコミュニケーションの1つです。
ですがそれも相手にとって許容範囲におさまっているからこそであり、到底ムリなことを平気でやれと言ってきたり、断った途端にあからさまに態度を悪くするようなことをしていては相手の気持ちも離れていってしまうことでしょう。
そのあたりの線引はちょっと難しいのですが、基本的なボーダーラインとしてはそのわがままが自分のことだけを考えた勝手な要求であるか、それとも相手にかまってほしいという気持ちからくるかわいい甘えのレベルであるかということが大きな分かれ目になります。
相手を思いやってうまく手綱を握る
例えば誕生日やクリスマスなど特別なイベントがあったとき、男性から渡されたプレゼントがいまいちだと思えるものだったらどうでしょうか。
案外実際によくあることなのですが、男性はお金持ちであるかどうかに限らず女性のほしいと思う服飾品についてはむとんちゃくなことが多く、一見同じようでも全く違うモデルを高いお金を出して買ってくるというようなことがあったりします。
そんなとき、単なるわがまま女なら「いらなーい」とつきかえしたり、あからさまに不機嫌そうな態度をとることでしょう。
男性にしてみればせっかく喜んでもらえると思って購入してきたものなのに、それを相手のわがままでゴミ同然に扱われたとしたら大きくプライドが傷ついてしまいます。
相手に何かをさせるという意味でのわがままは女性としてぜひ恋愛で活かしたいテクニックですが、その裏にはきちんと相手を思いやってうまく手綱を握るということも大切です。