人は恋をすると変わるといいますが、確かに「あ、この人今好きな人がいるのかもしれないな」というような態度というのははっきり言われなくてもなんとなくわかるものです。
それまではあまりぱっとしなかったようなタイプの人が、久しぶりに会ってみたらすごくおしゃれになっていたり、それまでとは違ったお化粧やアクセサリーをつけるようになっていたりということがあったら、その人はまずほとんどの場合で恋愛をしていると思っていいでしょう。
自分自身を大切にする
ただし必ずしもよい方向に変わるとは限らず、それまでとても華やかな性格だった人が、沈んで暗い表情を見せてしまうようなこともあります。
どうせ恋をして自分が変わるなら、よりよい方向に転がっていけるような自分になりたいですよね。
女性が恋をしたときに最も大きく変わるのが、自分自身を大切にするようになるということです。
男性もある程度はそうかもしれませんが、特に女性の場合には恋愛をしていないときには別に誰に見せたいということもないので、服装も気にしませんし外出するときに化粧に時間をかけるようなこともありません。
好きになった人の好み
それがひとたび好きな人ができてしまったら、もしかしたら街角で偶然に出会うかもしれないという淡い期待を持ってしまったりして、ちょっとした外出にもおしゃれをするようになったり、それまで興味のなかったようなファッションに興味を示すようになったりします。
もとからおしゃれが好きだったというような人の場合も、好きになった人の服装の趣味や好みにかなり左右されるので、髪型や雰囲気が違ったファッション系統になったりします。
また、話をしているとなんとなく口調が明るくなるというか、ちょっとした会話の間にも相手の存在を匂わせるような言い方が目立つようになります。
例えば前にいったレストランが美味しくて雰囲気がよかったというようなことを告げれば、それまでなら「いいなー」という程度だった感想が、「どこにあるの?」「どんな人達がいた?」というような具体的な質問に変わってきたりします。
実際に付き合い始めのときなどは、お互いに次のデートにどこに行くかというようなことに悩む時期なので、そうしたことが気になるのは当たり前です。
誰かを好きになると不思議なエネルギーが出てくるものなので、不思議と意中の人ではない人からも好かれるようになったりするものです。
自分ではそうとはあまり意識しているつもりもないのに、周囲から声をよくかけられるようになったらそれはもう恋をしているのかもしれません。